信州の暮らし

長野県に来たら「しんまい」とローカル新聞を読もうね。

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最近はネットで最新のニュースが手に入る時代ですから、若い人を中心にあまり新聞を読まなくなっていますが、都心から長野県に来ると、独自の新聞文化に驚きます。

長野県に移住してきてびっくりしたのは、全国紙の新聞(読売新聞や朝日新聞)はあまり読まれず、地方新聞がシェアの大半を取っていること。

そして日刊の新聞と別に、住んでいる地域に根ざしたローカル新聞が認知されていて、かなり普及していることでしょうか。

今回は長野県の新聞文化について紹介していきます。

長野県の新聞と言ったら「しんまい」

その名も信濃毎日新聞、略して「しんまい(信毎)」と言います。
長野県で「しんまいの記者です」と言ったら「新米」ではなく「信毎」の記者さんとなりますので注意。笑

長野県では6割近くのシェアを取っています。特に私の住んでいる北信地方では信毎を読んでいる方が大多数ですね。(都心に住んでたので、地方でも全国紙のシェアが高いと思い込んでいましたが、地方では地方紙の方がシェアを持っている地域が多いんですね。知りませんでした)

政治・経済・社会・スポーツ・文化芸能と幅広く網羅している全国紙の新聞と一緒です。
もちろんチラシも中にいっぱい入ってきます(特に土日)

年輩の方と話をする時は「今日の信毎で~」という話になる事も多く、営業の方などは仕事の話のタネに読んでいる人も多いでしょう。

信毎でまず最初に読む欄はここ

長野県民が最初に読む欄にして、ここだけ読んでおけばとりあえずOKなのが「おくやみ欄」(ソースは信毎の記者さん)

お客さん、会社の親族や近隣住民、お世話になったあの人など、自分と関係の深い方が亡くなった時の情報(葬儀の種類や日時)を知る為には、まだまだネットよりも新聞の方が信頼性も含めて有利なのでしょう。

葬儀の存在を知らずに義理を欠く訳にはにはいかないのが地方なんだなと感じます。都心ではここまで葬儀は気にしませんよね?

ちなみに信濃毎日新聞のネット版ではこのおくやみ欄は記載されないので、新聞を購読するのが一番です。(朝刊のみで1ヵ月 3,093円

 

長野県はローカル新聞が多い

長野県は面積が大きく、地方のすべてのニュースを取り上げられる訳では無いので、さらに範囲を絞ったローカル新聞も良く読まれています。

日本最大の発行部数の「市民タイムス」

主に松本地域周辺の情報を扱っている「市民タイムス」よく長野ローカルのTVCMで流れているので県民の認知度は高いです。

以前、がっちりマンデーにも取り上げられていたので、県外の方でも知っている方もいるかも知れません。

この市民タイムスほどではありませんが、私の住んでいる北信地方にもいくつかローカル新聞がありますし、信毎とセットで購読している方が殆どです。

信毎では扱わない様な、よりローカルな情報が載っています。

信毎と同じく、おくやみ欄や結婚やお誕生欄が載っている新聞もありますので、より地域に根差した新聞と言えますし、このローカル新聞も話題に上がるので私も良く読んでいます。

ながのーと。まとめ

新聞自体はネットの普及により部数も下がっていますが、地方では新聞やテレビが唯一の情報源な方もたくさんいます。
なので地方で完全に新聞が無くなるのは(少なくとも長野県では)もう少し先になるでしょう。

若い人はそこまで読んでいませんが、年輩の方とコミュニケーションを取る方は、読むことで意外な話のネタが手に入ったりします。

信毎を購読する程ではない方は、ローカル新聞をコンビニで購読するだけでも地域の時事情報に詳しくなれますよ。

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