長野移住について

これを読めば大丈夫!長野県で車を買う時に注意するべきポイントまとめ。

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長野県では生活する為に自動車が生活不可欠です。

カーシェアリングなどのサービスも2017年9月現在ではまだ殆ど普及していません。
そんな背景もあり、移住する時に車の購入も検討するかと思います。

今回は実際に車を購入するとなった時に検討するべきポイントと、特に中古車を選ぶ時に知っておくべきポイントについてまとめました。

長野県の車事情について書いた記事を読んでいない方はこちらの記事もご覧いただけると理解が深まりますよ。

長野県に移住する前に知っておきたい車事情について3分で読めるようにまとめた

自動車を購入する時に検討するべき3つのこと

長野県の中でも、特に雪が多く降る地域を想定して、検討するべきことをまとめました。

1、四輪駆動車(4WD)にするべきか?

雪がたくさん積もった時にに立ち往生しない為に、4WD車を購入する方が長野県では多いです。

とは言っても都市部では2WD、いわゆるFF車(エンジンが前で前輪が駆動する車が今は主流)の方も多いですし、地域によっては長野県でもそれで問題なかったりします。

実際にどの程度4WDでないと困る場面があるかと言うと、私が住んでいる北信地方ですと、スキー場が近くにある様な豪雪地帯でもない限り、年に2、3回と言った所ではないでしょうか。

えっ!たった2、3回の為に4WDにするの?

と思われるかもしれませんが、その2、3回で他の人に迷惑を掛けない為にお金払っていると言っても過言ではありません。

「雪が積もって立ち往生したので遅刻しました」と言って許してくれるかというと、雪国では難しいでしょう。

4WDが必要な場面

 

良くあるのは、しっかり除雪していない道(特に坂道)の途中で止まってしまい、タイヤが空転するパターンです。

こうなってしまうと後ろから誰かに押してもらうか、車で牽引してもらわない限り、脱出するのは難しいでしょう。

そんな時の為に約10万円以上、お金を多く払って4WDを購入していることになります。

2WDでは走れない、と言う訳では全くありませんが(実際に2WDでスキー場に行く方もいます)

「安心」を買っている部分も大いにあるのではないでしょうか。

私の家には普通車の2WDと軽自動車の4WDがありますが、2WDだとしっかり除雪されていないとちょっと怖いな、と感じる時はあります。

今2WDの車をお持ちでしたら、豪雪地帯に住む予定でなければ今すぐに無理して買い替える必要は無いかと思います。

もしスタッドレスタイヤをお持ちでなければ1シーズンだけレンタルをして様子を見てから考えるのも良いでしょう。

2、下回りの防錆塗装は出来るだけお願いしよう

長野県に移住する前に知っておきたい車事情について3分で読めるようにまとめたで書きましたが、

冬の雪が降る時期は、道路に塩カルと呼ばれる融雪剤を撒きますので、車の下回りが錆びます

新車なら購入時点でサビ防止の為の防錆塗装を行なうのが理想的です。

中古車を購入する時も、防錆塗装は施術できるの是非お願いしましょう。

中古車を店頭に並べる前に防錆塗装を施してくれているお店もあります。基本的には防錆塗装は手間がかかるので良心的なお店と思って良いですが、

中にはひどいサビを隠す為に簡易的なサビ止めを行なっているお店もあります。注意しましょう。

私が住んでいる北信地方ではノックスドールと言われる防錆剤が使われている事が多いです。

 

3、新車と中古車どっちを買うべきか?

長い期間住むことが決まっていなければ、出来るだけ安く費用を抑えられる中古車を検討するでしょう。

中には人が使った車を乗るのはちょっと…という方もいるかと思いますので、そういう方は新車、もしくは登録済未使用者(ナンバーが既についてるほぼ新車状態の中古車)を選択することになるでしょう。

もし売却する可能性を視野に入れて購入する車を決めるのでしたら、人気車種(中古車 人気ランキングなどで検索してみてくださいね)人気の色(白または黒)を選ぶと時期にも実際に高く買い取って貰える可能性は高いです。

中古車を購入する時に知っておくべきポイント

長野県で購入する時に限りませんが、中古車を選ぶ際に知っておくべきポイントについてまとめました。

店頭に貼ってある価格だけで判断しないようにしよう

自動車のフロントガラスなどに貼ってある価格はあくまで車両の価格です。

そこに名義変更などの諸手続きに掛かる代金、自動車税や重量税、リサイクル料金などの金額が上乗せされます

この車両の価格以外の費用を請求するルールがありませんので、お店によって違いが出ます
車を購入する方にとっては困る所ですよね。

基本的にはディーラー系のお店は店頭の車両価格が高めですが、それ以外の諸費用は少ない印象です。

中古車専門でやっている様なお店は店頭の車両価格はディーラー系より低く設定されていている事もありますが、その代わりに諸費用がかなり高い場合が多い印象です。

お店の集客方法の違いと言えますが、良いと思った車を検討する前に、しっかり見積もりを取って、諸費用について確認した方が良いでしょう。

登録済未使用車を安く売っている店舗のカラクリ

登録済未使用車とは厳密な定義はありませんが、「ナンバーを取得していて公道を走らせたことが無い車」とこの記事では定義しておきます。

この登録済未使用車を専門に扱っているような中古車専門店があり、店頭での車両価格もかなりお得になっている事があります。

この理由としては、ディーラーからかなり安く新車を仕入れている事もありますが、それ以外に車両価格以外の諸費用で利益を出しているお店もあります。

例えば購入する時には、絶対に店舗と提携しているローン会社からローンを組んで貰い、頭金なし、出来るだけ多い回数で支払って貰うというケースもあります。

これはローンを組む割賦金額を増やしてローンの手数料をクレジット会社から貰うという事です。

現金で買えないお店などもありますので注意が必要です。

もちろん頭金なし、出来るだけ多い支払い回数でローンを組みたい方には、この様な店舗はかなりおすすめです。

絶対に試乗しよう

エンジン音やハンドル操作のフィーリングなど、実際に乗って走らせてみないと分からない事もあります。

冬に購入する場合は、夏タイヤ履いているときもあるので雪が積もっている時は公道を走れないので、そんな時はお店の中だけでも構わないのでとにかくエンジン掛けて乗ってみましょう

ちなみに自動車が敷地にいっぱいあって出しづらく大変な店舗もあるので、出来れば試乗は購入を決断する直前にしておいた方が良いかも。

スタッドレスタイヤもあるか確認しよう

中古車をオークションで仕入れていなければ、以前所有していた方のスタッドレスがそのまま付属している車もあります。

もしタイヤの寿命がまだ来ていなければラッキー。
そのまま冬が来れば使えますし、寿命が来ていてもホイールは再利用できるので是非貰っておきましょう。

付属品が使えるか確認しよう

ナビやバックモニターなど、車の付属品がしっかり動作するか確認しましょう。

もし完全に動作しなければ納車前までに修理して貰うか、購入の際に値引きできないか交渉してみるのも良いかもしれません。

特にナビは地図の更新があるので古い年式の車は地図も昔のままです。

地図を更新するのに何万円もかかりますので、それなら新しく安いナビを購入するか、もしくはスマホの地図アプリで調べるというのも良いのではないでしょうか。

修復歴について確認しよう

実はちょっと車を擦ったり、ヘコませて板金や塗装をしていても修復暦には該当しない事は知っていましたか?

修復暦があるという事は「車の骨格部分まで損傷している様な衝撃が加わったことがある」ということです。

特にオークションで購入してきた修復暦ありの車は要注意です。

どこの修理工場でどれだけしっかり直したかが分かりませんし、オークションに流す事を前提に出来るだけ安く修理して適当に修理してある可能性が高いからです(そうしないと利益出ないですからね)

購入する店舗が責任を持って修理を行っている(腕のある修理工場に委託している事もある)場合で無い限り、修復暦ありの車はあまりオススメできません。

ただ、修復暦があると値段もかなり安くなりますので、

  • 損傷の程度が軽い
  • 修理内容が明快で販売店舗が信用できる
  • 修復暦があっても気にしない方

なら購入しても良いかも知れません。それでもあまりオススメできませんが。

ちなみに修復暦ありの車には、保証はまず付きませんので何かあっても自己責任になります。
しっかり試乗などをして、納得してから購入するのが無難です。

在庫期間を店員さんに聞こう

車によっては何ヶ月も動かさないでそのまま在庫として置いてある事が多いです。

あまり動かさないでいると車の調子も悪くなるので、その分しっかり現状を確認しましょう。

在庫期間が長い車は、お店も早く売ってしまいたいと思っていますので、買う側からすればチャンスでもあります。

少し強気に値引き交渉を行なっても良いでしょう。

整備工場がしっかりしているか自分の目で確かめよう

中古車を購入するお店でそのまま車のメンテナンスをお願いするなら、

お店の整備工場が

  • 工具はしっかり整理整頓されているか
  • 床はキレイになっているか

は最低限見ておきましょう。

これが出来ているから良い整備をしてくれる訳ではありませんが、この2つも出来ていない工場が良い整備や対応をしてくれるとは到底思えません

チラっとでも良いので確認しましょう。

保証について確認を忘れずに

お店や車の年式によって異なりますが、中古車でも保証が付く事が多いです。

契約する前に確認しましょう。

保証を重視しながらコスパを考慮する方には、ディーラー系(トヨタやホンダなど)の認定中古車を購入するのが個人的には保証が手厚いのでオススメします。

 

 

ながのーと。まとめ

中古車は当たり外れがどうしてもありますので、車にあまり詳しくない方は保証の手厚いディーラー系で購入し、そのままメンテナンスもお願いするのが間違いないでしょう。

実際に長野県に住んでみて、自動車関係の知り合いの方が出来たら、そちらの方にお願いするのも良いかもしれませんね。

購入する際にこちらに書いたポイントを実践すると、お店の方もしっかりした対応をしてくれるはずなので是非試してみてくださいね。

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